今やマラソン解説に欠かせない存在の増田明美さん。
2019年11月3日に行われた【第51回全日本大学駅伝】でも、中継監督バスに乗り込み、おなじみの監督紹介から増田節全開でリポートされていました。
この駅伝では、元マラソン選手の瀬古さんと、「女瀬古」というあだ名を持った増田明美さんがタックルを組んでのリポートでした。
そんな中、増田さんの解説がウザいとの声が上がっていました。
増田明美さんの解説がウザいと言われる理由と評判、そして増田さんの名実況が生まれたきっかけについて調べてみました。
増田明美さんの解説がウザい
増田明美がいちいち細かいいらん情報入れてくるからホンマ困るwww
— まー@HELLNEAR (@T_M_HELLnia_481) November 3, 2019
増田明美のどうでもいい知識ぶっこみがウザい&完璧スルーのアナウンサーGJ
— kiranah (@angeloid_blue) August 14, 2016
増田明美さんの解説って、解説というより増田さんの取材の発表会だよね。
「私はこれだけ取材して知ってますよ」のアピールがけっこうウザい。。。#ニューイヤー駅伝— うまい坊 (@opapapawii) January 1, 2019
もひとつ、スタート直後までの駅伝感想。増田明美さんの小ネタ情報、嫌いじゃないんだけど、ウケたら情報供給過剰になったのでウザい。適度でいいんですよ、適度で。 #ニューイヤー駅伝
— 彩 (@aya_promenade) January 1, 2019
増田明美さんの解説は、とにかく細かいのが特徴です。
よくそこまで調べてますね~という口コミもあるくらいで、毎回の取材ノートはびっしりと情報で埋められているそうです。
解説の情報源は、とにかく取材をする、ということ。
取材力のすごさが増田さんの強みでしょうが 度が行き過ぎると、耳障りに聞こえてレース見学に集中できなくなる、という評価もされています。
増田さんの3大情報源は・・・
自腹で単独取材
監督やコーチと一緒にお食事に行く
選手の母親の電話番号の入手
電話番号入手というのは、とても驚きですが、このことで以前選手同士の交際や結婚情報を入手し(もちろん選手からあらかじめ聞いていたのですが)レースの解説中に暴露し、周囲を驚かしたこともあるそうです。
ここまで行くと、個人情報は大丈夫か??と思ってしまいます。
増田明美さんの解説がウザいといわれる理由に、マラソンとは関係のないネタも多いことがあげられています。
「それはどうでもいい話題。」という小ネタが多く、とめどなく延々と続くため、マラソンに集中して見学している人にとっては、雑音にも聞こえるほどという声もあるほどです。
増田明美さんの解説が面白い
増田さんの解説がウザいという意見だけでなく、聞いていて面白い!という反応があるのも確かです。
増田明美さんの方が気になる😊
コメントがおもしろいよね😁— ☆Rℹ︎N☆ (@kuri082504) November 3, 2019
チラッと見た大学駅伝、監督車に乗ってる増田明美さんが相変わらず最高だった。 #mitazo
— ちゃり (@chari_nk) November 2, 2019
笑いました‼︎
増田明美のぶっ飛び解説も面白いですね〜‼︎— みわっち。 (@tomoki_miwa) November 2, 2019
朝から全日本大学駅伝を見ているのだけど、監督者に乗ってられる増田明美さんによる監督さんたちの様子の解説がおもしろかった。(監督さんや主務の方々も笑っておられた。。)
— KANAKO@鍵盤楽器 (@kanane_pf) November 2, 2019
【#増田明美 の #コマかいせつ 】#東洋大 ちなみに相澤さんは、相澤さんは相澤さんはスイーツ巡りにハマっているみたいです。#全日本大学駅伝
— テレ朝陸上 (@exrikujo1) November 3, 2019
選手一人一人の細やかな情報を惜しみなく提供し、その実況を聞くことで、その選手に注目することができ、親近感がわくような気がします。
それぞれの選手の個性を垣間見る解説によって、レースの面白さも引き立つのでしょう。
増田明美さん独特の解説風貌が生まれたきっかけ
増田明美さんといえば、1984年のロサンゼルスオリンピックの女子マラソン日本代表選手として出場された方です。
増田さんの功績は見事なもので、1992年の引退までに日本最高記録を12回、世界最高記録を2回も更新された、すごいマラソン選手だった方です。当時のあだ名は「女瀬古」だったそうです。
しかし常に体の故障と向き合わなければならなかったのも事実で、ロス五輪では緊張と体調を崩して16km地点で棄権になってしまいました。
増田さんが現役だった当時のレース解説といえば、走りのことや体調のことだけ、という競技者の位置で見られていたのが当たり前の時代でした。
そこに競技者から見たリポートに疑問を持っていたようです。
増田さんの走りを見た解説者が「顔色が悪いですね。」とリポートしたのを聞いた祖母が、増田さんのことをすごく心配したそうです。
そりゃそうですよね。
そんなエピソードから、自分が解説するときは家族に不安な気持ちを与えないようにしよう、ということを基本にしているそうです。
解説者として、もちろん走りなどの情報を伝えることも大切ですが、自分が競技者として感じていたリポートの在り方、そしてレースに出場する選手や監督の思いを伝えたい、というのが増田さんの解説の原点になるのでしょう。