増田明美さんの解説がウザい?無関係な情報が多くてワロタ

 

今やマラソン解説に欠かせない存在の増田明美さん

 

2019年11月3日に行われた【第51回全日本大学駅伝】でも、中継監督バスに乗り込み、おなじみの監督紹介から増田節全開でリポートされていました。

 

この駅伝では、元マラソン選手の瀬古さんと、「女瀬古」というあだ名を持った増田明美さんがタックルを組んでのリポートでした。

 

そんな中、増田さんの解説がウザいとの声が上がっていました。

 

増田明美さんの解説がウザいと言われる理由と評判、そして増田さんの名実況が生まれたきっかけについて調べてみました。

 

増田明美さんの解説がウザい

 

 

 

 

 

 

 

 


増田明美さんの解説は、とにかく細かいのが特徴です

よくそこまで調べてますね~という口コミもあるくらいで、毎回の取材ノートはびっしりと情報で埋められているそうです。

 

解説の情報源は、とにかく取材をする、ということ。

 

取材力のすごさが増田さんの強みでしょうが 度が行き過ぎると、耳障りに聞こえてレース見学に集中できなくなる、という評価もされています。

 

増田さんの3大情報源は・・・

自腹で単独取材

監督やコーチと一緒にお食事に行く

選手の母親の電話番号の入手

 

電話番号入手というのは、とても驚きですが、このことで以前選手同士の交際や結婚情報を入手し(もちろん選手からあらかじめ聞いていたのですが)レースの解説中に暴露し、周囲を驚かしたこともあるそうです。

 

ここまで行くと、個人情報は大丈夫か??と思ってしまいます。

 

増田明美さんの解説がウザいといわれる理由に、マラソンとは関係のないネタも多いことがあげられています

 

「それはどうでもいい話題。」という小ネタが多く、とめどなく延々と続くため、マラソンに集中して見学している人にとっては、雑音にも聞こえるほどという声もあるほどです。

 

 

増田明美さんの解説が面白い

 

増田さんの解説がウザいという意見だけでなく、聞いていて面白い!という反応があるのも確かです。

 

 

選手一人一人の細やかな情報を惜しみなく提供し、その実況を聞くことで、その選手に注目することができ、親近感がわくような気がします

 

それぞれの選手の個性を垣間見る解説によって、レースの面白さも引き立つのでしょう。

 

 

増田明美さん独特の解説風貌が生まれたきっかけ

 

増田明美HPより

 

増田明美さんといえば、1984年のロサンゼルスオリンピックの女子マラソン日本代表選手として出場された方です。

増田さんの功績は見事なもので、1992年の引退までに日本最高記録を12回、世界最高記録を2回も更新された、すごいマラソン選手だった方です。当時のあだ名は「女瀬古」だったそうです。

 

しかし常に体の故障と向き合わなければならなかったのも事実で、ロス五輪では緊張と体調を崩して16km地点で棄権になってしまいました。

 

増田さんが現役だった当時のレース解説といえば、走りのことや体調のことだけ、という競技者の位置で見られていたのが当たり前の時代でした。

 

そこに競技者から見たリポートに疑問を持っていたようです。

 

増田さんの走りを見た解説者が「顔色が悪いですね。」とリポートしたのを聞いた祖母が、増田さんのことをすごく心配したそうです。

 

そりゃそうですよね。

 

そんなエピソードから、自分が解説するときは家族に不安な気持ちを与えないようにしよう、ということを基本にしているそうです。

 

解説者として、もちろん走りなどの情報を伝えることも大切ですが、自分が競技者として感じていたリポートの在り方、そしてレースに出場する選手や監督の思いを伝えたい、というのが増田さんの解説の原点になるのでしょう。

 

 

増田明美さんは、今までの違ったマラソン解説に面白く変えた第一人者といえるかもしれません。
解説によってレースに味を加えているのは事実です。
増田さんのマラソン解説が面白いという声もあれば、度が過ぎてウザく感じる、という両者の意見があるのも事実です。
それをきちんと理解しながら一生懸命取材をしリポートするのが、増田さんの芯の通った解説者のお姿なのでしょう。

 

レースとは無関係な話題だという批判があることは承知しているが、自分は”人”を伝えたい
~~2013年3月7日号『週刊新潮』より~~
いよいよ2020年は東京オリンピック・パラリンピックです。
先日マラソン会場が、東京から札幌に突如移転になったニュースが入ってきました。
マラソン会場が変わっても、増田明美さんがマラソンの解説に関わられるのは間違いないでしょう。
知りえなかった選手たちの細やかな情報を増田さんはどのようにリポートされるのでしょうか?
この情報を知ることで、選手たちと見る者の距離が近づくに違いありません。
オリンピック・パラリンピックのマラソン競技に注目していきたいですね。
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