オリンピック2大会連続のメダリストの福原愛さんが、自身の会社を設立したことを発表されました。
会社の名前は「株式会社omusubi」なのですが、どんな会社なのでしょうか。
設立に至った理由や事業内容などを調べました。
福原愛が社長の「omusubi」は何の会社?
卓球選手の江宏傑さんと結婚し、台湾で生活している元卓球日本代表の福原愛さんが、日本で会社を設立されました。
会社の名前は「株式会社omusubi」。
卓球界やスポーツ界、これまで応援いただいた皆様に、社会貢献活動を通じて恩返しをする為、小学生時代の級友と共に 株式会社omusubiを設立いたしました。
引用:福原愛オフィシャルサイト
福原愛さんは、ご自身でも言われていますが「社会経験がない」ため、会社設立にあたりさまざまな困難に直面したそうです。
だからこそ台湾という異国の地より、心許せる友人・知人のいる日本の方がいいと思ったのかもしれません。
実母が車いす生活になったこともあり、福祉や社会貢献に関する活動をするためというのもあるそうです。
【株式会社 omusubi】
住所:東京都千代田区岩本町2丁目10番2号ブライズ神田岩本町702
福原愛が社長の「omusubi」設立の理由は?
福原愛さんが現役引退する際に、子どもたちや後輩アスリートの未来への道筋を作りたいといわれていました。
会社設立の大きな目標の一つは「卓球の普及」です。
自らの人生と切っては切れない卓球をもっと普及させる活動をされていくようです。
選手時代は結果として届けていた明るいニュースを、今後社会貢献活動として、心があたたかくなるようなニュースに変えてお届けできればと思っています。
引用:福原愛オフィシャルサイト
社会貢献活動を行っていくにあたって、非営利団体ではなく株式会社という方法を取っています。
その理由を正式に言われたわけではありませんが、企業として利益を上げることでコロナ禍で苦しんでいる人々や地域に貢献するという思いがあるのではないでしょうか。
スポーツ会社とコラボすることで、打撃を受けた経済を活性化させる目的もあるのかもしれませんね。
会社の名前となった「おむすび」については、次のようにコメントされています。
社名「omusubi」の由来は、「おむすび」「結び」という。現役時代に補食の定番だった母・千代さんが作ってくれたおむすびに思いをはせ、「派手な料理ではないけれど、いつも近くにあるおむすび。お米1粒1粒のように、大切な人とぎゅっと手を取り合って、転がりながら、まあるく大きく、心に寄り添い支えてくださる皆様と共に、実りある人生になるように」
引用:スポニチ
縁を結んでいくというのは、福原愛さんのイメージとピッタリな気がします。
福原愛が社長の「omusubi」の事業内容は?
すでにある計画としては次のような卓球に関するイベントなどです。
・宮城県で子供向けの卓球大会「愛ちゃんカップ」開催
・宮城県内の障がい者福祉施設に卓球台を寄贈する
また株式会社omusubiには次のような事業内容もあります。
「アスリート及びスポーツ、文化芸能人、タレント等のマネジメント及びプロモート業務」
「託児所、保育所、学童保育所の運営及びコンサルティング業務」
異国の地で、ワンオペの子育てで苦労したからこそ託児所という発想が出たのかもしれません。
2021年3月3日現在、福原愛さんのマネジメントを請け負っている会社は「株式会社 電通スポーツパートナーズ」です。
株式会社omusubiは、今はまだ事業内容などさまざまな準備をしている段階です。
いずれ、会社の体制が整えば、福原愛さんの個人事務所としての機能も果たしていきそうですね。
台湾から日本に活動拠点を移動させると発表した福原愛さん。
メディアでも目にする機会が増えそうです。
福原愛さんの活動に注目です。