2020年【24時間テレビ】のチャリティマラソンは、新型コロナ拡大感染を回避するために、例年と違った新しい形で開催されました。
走者自身が5km走るごとに10万円の募金をしていく「募金ラン」というマラソン企画です。
走者は、シドニー五輪マラソン金メダリストの高橋尚子さん、そしてチームQの5人です。
チームQは、高橋尚子さんが選抜した「募金ラン」のためだけに結成された5人で、1人ずつ走ってチームでタスキを渡していきます。
募金ランのチームQ走者5人の紹介、 そして、それぞれの募金額をまとめました。
【24時間テレビ】高橋尚子の「募金ラン走者」は?選抜方法は?
スポーツキャスターとしても活躍されている高橋尚子さんの知り合いは幅広く、「募金ラン走者」で一緒に走ってくれそうな方何人かに直接声がけしたそうです。
4人のメンバーが決まった後、『行列のできる法律法律相談所』の番組HPで立候補メンバーの募集も行いました。
立候補メンバーの条件は
★タレント事務所やマネージメントに所属するアスリート・著名人の方で…
①ランナー自らが「1周5キロ10万円」のチャリティー募金を行う趣旨に賛同して頂ける方
②日頃からしっかりと運動していて、残り一週間の準備期間で安全に走れる走力をお持ちの方
③走ってチャリティーの想いを届けることに熱い気持ちをもっている方
一般の方からの募集はありませんでした。
2020年は、毎年とは違った新しいマラソン企画が話題となりました。
募金ラン 第1走は「女優」 土屋太鳳
土屋太鳳さんは学生の頃は陸上部に所属していた経歴を持ち、今回、高橋尚子さんから直々に声が掛かりました。
土屋太鳳さんが憧れの高橋尚子さんと一緒に走りたかったこと、そして悲しい事故で先月亡くなったお世話になった整体師の方のために、このマラソンを挑戦することになりました。
8月22日は21時頃からスタートし、日にちが変わって0時40分頃に終了。
土屋太鳳さんは10kmを走り、太鳳さんの1日目の募金金額は20万円に到達しました。
10km走っても美しい太鳳ちゃん…
すごい✨
私が10km走った時の顔なんて人様に見せられません🤣ww太鳳ちゃんがんばれ!!#24時間テレビ
— あゆみ (@harukomixmix) August 22, 2020
土屋太鳳さんは、明日8月23日の夕方に もう一度挑戦される予定です。
2日目はさらに20km走ったので、土屋太鳳さんの走行トータル30km、募金総額は60万円にです。
募金ラン 第2走は「金メダリスト」 吉田沙保里
「募金ラン」チームQの第2走は、オリンピック金メダリストの吉田沙保里さんでした。
霊長類最強といわれる吉田沙保里さんは、スタートする前に「走るのはあまり得意ではない」とコメントしていました。
しかし昨夜は雨が降ったことで、「涼しい中で走ることができた」と力強い姿を見せてくれました。
8月23日 6:30~スタートして10kmを完走、20万円の募金をされました。
8月23日 野口みずきさんからタスキを受け、さらに15kmを走り、吉田沙保里さんのトータル走行距離は35km、募金総額は50万円になりました。
募金ラン 第3走は「有名キャスター」 陣内貴美子
#24時間テレビ43
先輩の #陣内貴美子 さんが走っている。少し辛そうですが頑張ってくたさい。この番組自体は見なくなったが知り合いが頑張ってるとそこは観てしまう。 pic.twitter.com/Fa9c2ACo2N
— DoubleT(ダブルT) (@Double_t53) August 22, 2020
第2走の吉田沙保里さんからタスキをつないだのは、キャスターの陣内貴美子さんでした。
陣内貴美子さんは、1992年バルセロナオリンピックのバドミントン代表選手で、27年前に現役引退されています。
陣内貴美子さんは、熊本県八代市出身。
現在56才、現影木時代とは全く違う体力をカバーするために、練習を重ねていたそうです。
陣内貴美子さんは10km完走、20万円の募金をされました。
募金ラン 第4走は「金メダリスト」 松本薫
ロンドンオリンピックの金メダルリストの松本薫さんでした。野獣の別名もお持ちですね。
24時間ランナーに選ばれたエピソードがすごいです。
すでに柔道選手を現役引退されていますが、普段から毎日6kmのジョギングをこなすなど、今でもアスリートしては現役です。
現在はアイスクリームショップで働いていらっしゃる松本薫さん、
今回の24時間募金ランが終わったら「アイスクリーム食べたい!」とコメントして、スタートされました。
スタートされてから雨が降り出し、雨の中の走行となりましたが、松本薫さんは10km走って募金額は20万円になりました。
さらに5km走り、松本薫さんは走行トータル距離は15km、募金額は30万円です。
募金ラン 第5走も「大親友」 野口みずき
野口みずきさんは、「高橋尚子さんは姉のような存在で、悩んだときに励ましてくれたり、いつも背中を押してくれる大きな存在だ」とコメントしています。
2005年ベルリンマラソンでは、2時間19分12秒という日本人女子の新記録保持者で、今の記録は破られていません。
アテネオリンピックの金メダリストです
野口みずきさんは今回の「募金ラン」で40km走行で募金額は80万円です。
五人目のランナーは野口みずきさんか。
三人の金メダリストってことだね。すごい。#24時間テレビ— なつみ (@jhiU5XxdgaO3vm5) August 23, 2020
【24時間テレビ】りんごちゃん「募金ラン」落選理由は?
高橋尚子さんは、『行列のできる法律相談所』で「募金ラン」の立候補ランナーを募集しました。
24時間テレビのHPによると、放送後に有名人69名の応募があったとしています。
そこから高橋尚子さんがプロの目で、陸上経験もあって元気を届けるパワーを持つりんごちゃんをランナーに選抜しました。
りんごちゃんはメディカルチェックで半月板損傷が発覚、さらに血液検査も思わしくない結果で、りんごちゃんが高橋尚子さんと走りたかった気持ちはかないませんでした。
りんごちゃんは、当日高橋尚子さんやチームQの募金ラン走者を全力で応援する側に回ることになりました。
今回は、公道ではなく私有地で行われますので、一般の応援の方もいませんので、りんごちゃんの応援は走者にとって大きな励みになるはずです。
2日間にわたって行われる2020年24時間テレビのチャリティマラソン。
高橋尚子さんは抜擢した走者が発表次第で随時紹介していきます。
高橋尚子さん、そしてチームQのメンバー5名は、3人のオリンピック金メダリストを含む土屋太鳳さん、吉田沙保里さん、陣内貴美子さん、松本薫さん、野口みずきさんでした。
5km走るごとに走者自身が10万円を募金していく「募金ラン」のメンバーは強豪ぞろいでした。
2020年コロナ禍の24時間テレビのチャリティマラソンは、ノーギャラ、長距離マラソン、募金を行う、という新しい形で行われました。