志村けんが朝ドラエールに登場でファン号泣!エールと意外なご縁があった!

新型コロナウイルスによる肺炎で3月29日に亡くなられた志村けんさんが、NHK朝の連続テレビ小説『エール』での出演が話題になっています。

志村けんさんにとって、ドラマ主演はこの『エール』が初めてとあって、台本がボロボロになるまで熟読されていた、というエピソードが残るほど意気込みは相当のものだと受け取れます。

生前にはすでに3日間撮影が終了していました。

最初で最後となった志村けんさんのドラマ出演を楽しみにしていたファンが多く、放送後も反響を呼んでいます。

志村けんさん出演のファンの声、そして志村けんさんと朝ドラ『エール』との意外なご縁について調べてみました。

 

 

志村けんさん登場『エール』での役柄は?意外なご縁とは?

 

 

志村けんさんがNHK連続テレビ小説で演じたのは、作曲家の小山田耕三です。

小山田耕三は、作曲家の山田耕筰がモデルとなっています。

 

山田耕筰氏と志村けんさん、雰囲気までそっくりです。

 

名前:やまだこうさく

生年月日:1886年6月9日生(没1965年12月29日、79歳)

学歴:東京音楽学校、ベルリン芸術大学音楽学部

職業:作曲家、指揮者

活躍:日本全国にある小中高校、大学などの学校歌を数多く作曲しています。その他県民歌や市歌、社歌などにも多くの作品を残しています。

誰でも知っている童謡の『赤とんぼ』や、『まちぼうけや、歌曲のこの道』、『鐘がなります』、『からたちの花などは、音楽の教科書に載ったり今でも歌いつづられている有名な曲で、山田耕筰が作曲した曲です。

20世紀前半に芸術全般において大いに影響を及ぼした日本を代表する音楽家です。

 

 

志村けんさんも音楽が大好きで、中学のころにはバンドを組んだり、ドリフターズではギターを担当、そして津軽三味線も大好きだったエピソードも残っています。

志村けんさんのギャグにも替え歌や、ヒゲダンスと音楽を合わせたパフォーマンスなど、音楽好きが表れているようです。

そんな志村けんさんが音楽家山田耕筰を演じたことも、ご縁があったことだと感じられます。

 

NHK朝ドラ志村けんさん登場でファン号泣!?

 

 

 

 

 

 

志村けんさんと『エール』の意外なご縁とは?

 

 

NHK連続テレビ小説『エール』の主人公は、俳優窪田正孝さんが演じる古山裕一(こやまゆういち)です。

モデルとなったのは、作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)です。

 

古関氏は、昭和の音楽史に多大なる影響を与えた音楽家で、全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」は特に有名です。

他に、全国の約200の学校歌を作曲しています。

 

志村けんさんの母校は、東京都立久留米高等学校(現:東京都立東久留米総合高等学校)で第一期生として在籍されていました。

福島市古関裕而記念館の調べによると、志村けんさんの母校の校歌も古関裕而氏が作曲していることがわかりました。

 

朝ドラ『エール』と志村けんさんに意外なご縁があったのですね。

志村さんの出演は運命だったのかもしれません。

 

「志村けんが朝ドラエールに登場でファン号泣!役柄と意外なご縁があった!」まとめ

3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎で志村けんさんが亡くなりました。

志村さんにとって最初で最後のドラマ出演『エール』が、生前に撮影されていたものが5月1日に放送され、出演が1分くらいにも関わらず、多くのファンがその姿に涙した、とSNSで話題となりました。

志村けんさんが演じたのは、山田耕筰をモデルとした作曲家・小山田耕三。顔も雰囲気もそっくりで、音楽が好きだったことも共通しています。

また『エール』の主人公のモデル古関裕而氏は、志村けんさんの母校である東京都立久留米高等学校の校歌を作曲したことがわかりました。

志村さんと朝ドラ『エール』には意外なご縁がありました。

志村けんさんにとってNHK連続テレビ小説『エール』が遺作となってしまいましたが、運命的な出会いだったことをいなめません。

 

志村けんさんのご冥福をお祈りいたします。

 

 

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