スッキリでアイヌ発言をした脳みそ夫はどんな芸人?大炎上のネタとは?

2021年3月12日放送の朝の情報番組「スッキリ!」で、アイヌ民族の差別用語を発言したことが、大炎上しています。

番組「スッキリ!」の全面謝罪、芸人事務所社長の謝罪、そして加藤官房長官までもが「不適切な発言」と言及しました。

そのアイヌ発言をした脳みそ夫さんについて調べました。

 

スッキリでアイヌ発言をした芸人「脳みそ夫」

脳みそ夫

 

日本テレビ「スッキリ」でお馴染みのマスコットキャラクター「スッキりす」

イラストではなく、着ぐるみを着たリアル・スッキりすは、誕生月占いの終了後に「週末ジョイHuluッス」に登場します。

ビデオオンデマンドHuluの番組を紹介コーナーです。

その着ぐるみを着ている人が「脳みそ夫」さんで、芸人さんです。

 

芸名:脳みそ夫(のうみそお)

出身:千葉県印旛郡白井町(現在の白井市)

生年月日:1980年1月22日(2021年現在41歳)

学歴:法政大学卒

職業:お笑い芸人、一人コント

所属:タイタン(社長は太田光代)

活動:2006年~

 

脳みそ夫さんは、2016年、2017年にR-1で準決勝に出場しています

ネタは「OL聖徳太子」で、OLの制服を着た聖徳太子が恋愛トークを盛り上げるというコントです。

 

 

脳みそ夫の【大炎上】ネタとは?

脳みそ夫

 

2021年3月12日放送の日本テレビ「スッキリ」で、アイヌ民族に対するヘイトスピーチにあたる発言がありました。

ビデオオンデマンドHuluの番組を紹介コーナーで、アイヌ民族の女性を描いたドキュメンタリー「Futured is Mine―アイヌ、私の声―」が紹介されました。

その後、「スッキりす」の脳みそ夫さんの謎解きが始まりました

 

スッキリすのアイヌネタ①

 

スッキリすのアイヌネタ②

 

スッキリすのアイヌネタ③

 

スッキリすのアイヌネタ④

 

日本では、昔から差別用語として「犬」を使うことが多いです。

例えば「犬畜生」「負け犬」「犬死」など、あまり良い意味では使われません。

それに加え、昔からアイヌ民族に対して、差別用語として「犬」が使われてきたのです。

その歴史認識が甘く、またテレビ局としてのチェックもすり抜けていることから、炎上しました。

この問題は、国会にも飛び火しています

 

加藤勝信官房長官は15日の記者会見で、日本テレビの情報番組「スッキリ」でアイヌ民族を傷つける不適切な表現があったことについて「アイヌの人々を傷つける極めて不適切なものであり、誠に遺憾だ」と述べ、担当部署を通じて日本テレビに抗議したと明らかにした。
    引用:毎日新聞

 

放送局である日本テレビは対応に追われています。

 

日本テレビは取材に「当該コーナーの担当者にこの表現が差別に当たるという認識が不足しており、放送前の確認も不十分でした。その結果、正しい判断ができないまま、アイヌ民族の方々を傷つける不適切な表現で放送してしまいました」と説明。「アイヌ民族の皆様、ならびに関係者の皆様に深くお詫(わ)び申し上げるとともに再発防止に努めてまいります」などとコメントした。
     引用:朝日新聞デジタル

 

脳みそ夫さんは、直筆の謝罪文書を発表しています。

脳みそ夫の謝罪文

 

(脳みそ夫が所属するタイタンの)太田社長は、みそ夫が同日に投稿した手書きの謝罪文書ツイートを引用した上で、「この問題に関しまして。私及び弊社としましても重大な問題であると考えております。真摯に受け止め、関係者の皆様に誠心誠意対応させていただく所存です」と記した。
     引用:東京中日スポーツ

 

脳みそ夫さんの発言とはいえ、ノーチェックのテレビ局にも問題がありそうです。

私たちは、深い歴史認識を持たなければならないのだと改めて考えさせられる問題ですね。

 

脳みそ夫の発言でSNSの声は?

 

 

大炎上となった謎かけですが、今後、どのように収束していくのでしょうか。

見守っていきたいと思います。

 

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