清塚信也さんは日本人男性クラシックピアニスト史上初の単独武道館ライブを成功させました。
コンサートの半分以上はMCだという清塚信也さんのピアノライブですが、そもそもピアニストになったのは母親の英才教育があったからこそなのだそうです。どんな教育だったのか、調べてみました。
母が怖すぎて続けるしかなかったピアノ練習
日本人の父と韓国人の母を持つハーフで、幼いころから母親に「ピアニストになりなさい」といわれ、5歳でピアノを習い始めました。
母親の英才教育で、朝5時からピアノを練習していたそうです。
英才教育のエピソードからは、母親の「ピアニストにする」というすごすぎる情熱を感じることができます。
小学生のころ、窪塚信也さんはお笑いが大好きで、あるときお姉さんとお笑い番組を見ていました。すると鬼の形相をしたお母さんが「笑わなくていい!ピアノだけをしていればいいから」と言われたそうです。
「人はいつかずっと眠るのだから、今は寝なくてもピアノを練習すればいい」
「ピアニストにならなければ生きていてもしょうがない」
また「ピアノをするためには勉強もしなくていい。算数は雑音だから」と言われたそうです。ピアノの練習のために学校を早退していたというのも、うなづけますね。
そんな清塚信也さんですが、反抗期で「ピアノが嫌になった」ということはなかったのでしょうか?ピアノより好きな野球をやりたいという気持ちもあったそうですが、「お母さんが怖すぎて、反抗期はなくピアノをやるしかなかった」そうです。
清塚信也さんが自ら勝ち取った成功への道とは?
小学6年生のころにはピアニストになることを考え、中学になって受けたコンクールで予選落ちします。
ここで奮起した清塚信也さんは、1日12時間ピアノの猛練習し、1年後の全日本学生音楽コンクール全国大会中学の部で見事1位に輝きました。
桐朋学園大学に進学したものの、入学間もない時期に、自分の考え方が受け入れらないことを感じ、モスクワ音楽院へ留学します。
自分を誰も知らない環境に身を置いてはみたものの、得るものがないまま2年後に帰国。
帰国後は「クラシックを広めていくためには芸能界だ!」と思い、履歴書とデモテープを持ち、芸能事務所など100社以上を回ったのだとか。
また今までお世話になった方々に挨拶に行くなどして人脈を広げていき、現在の活動へとつながっていきます。
お母様抜きで、清塚信也さん自身が行動をおこしたことが成功へ導いたのでしょう。
現在は女優の乙黒えりさんとご結婚され、2児の父親です。
清塚信也さんのトークも面白いと話題
清塚信也さんは、クラシックだけではなく自分で作曲活動されています。
ピアノの実力もさることながら、もともとお笑い好きの面が花開き、トークも面白いということで様々なメディアで活躍の場を広げられています。
「お笑いとクラシックは同じ」「ベートーベンはロックである」など数々の名言(迷言?)がありますが、さまざまな番組に出演することはクラシックファンのすそ野を広げるだけではなく、タレントとしての実力を磨く場でもあるような気がします。
関ジャニ∞の渋谷すばるさんが脱退された時も「渋谷さんは音楽的に芯のある方なので、アイドルとは違った形で音楽を表現していきたいのだろう」と清塚さんは渋谷さんについて話されていました。これを聞いた松本人志さんは、音楽的な分析からの脱退理由に感心されていました。
2006年 フジテレビ ドラマ「のだめカンタービレ」ピアノ演奏吹き替え
2009年 フジテレビ アニメ「のだめカンタービレ」ピアノ演奏吹き替え
2013年 映画「さよならドビュッシー」主演 岬洋介役
2015年 TBS「コウノドリ」 ピアノテーマ、サウンドトラック
出演番組:「らららクラシック」(NHK Eテレ)、「ワイドナショー」(フジテレビ)、「世界一受けたい授業」(日本テレビ)、「しゃべくり007」(日本テレビ)、「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)、「+music」(毎日放送)、「ダウンタウンなう」(フジテレビ)、「クラシックTV」(NHK Eテレ)
清塚信也さんの今後の活動は?
TBSラジオの新番組「Xタイムラジオ」
Eメールアドレスが出来ました。
ひとまず、「頑張れ」とか「ちゃんとやれよ」とかの激励メッセージをテスト的にお送り下さい〜。
宜しくお願い致します。kiyozuka@tbs.co.jp pic.twitter.com/SzydxTDGPr
— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) September 25, 2019
清塚信也ピアノリサイタルが全国各地で行われます。
また2020年1月から「清塚信也47都道府県ツアー2020『名曲宅配便』」が開催されます。
ピアノの演奏もさることながら、半分以上がMC(おしゃべり)だという楽しいコンサートに足を運ぶ絶好の機会ですね!
メディアでも絶賛の清塚信也さんのピアノに目が離せません!
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